前日から腰の具合があまり良くなく行こうか迷いましたが「こういう時は普通に動かすほうが良い」と聞いたことがあるので予定通り出発しました。寺社めぐりは大体車で行きますが、さすがに東京23区内については停めるところもないのでバスと電車で向かいます。
大観音寺
水天宮前駅で降りて江戸三十三観音第三番「大観音寺」に向かいます。降りてすぐに水天宮があり新しい御朱印帳もあるやに聞いていたのですが工事中で遠回りになりそうなので、腰が痛いのもあって立ち寄らずに向かいました。
大観音寺は小さなお寺で創建も明治13年と新しいお寺ですが、御本尊は鎌倉のかつての大寺院「新清水寺」のご本尊であったもので、明治の廃仏毀釈を逃れてこちらに遷座したものだそうです。
本堂脇の納経受付で御朱印をいただきました。当日は土曜日でしたが何組か御朱印をいただく方がいて御朱印が結構ブームになっているのかと思いました。
小伝馬町の大安楽寺
続いて四番の両国回向院は別の機会に参詣していますので第五番小伝馬町の大安楽寺へ地下鉄で向かいます。小伝馬町はそもそも江戸時代には牢屋があったところで明治になりそこから牢屋は移されましたが縁起が悪いということで荒地のまま放置されていたそうです。こちら大安楽寺はその土地で弔う者もない無縁の幽魂を慰め、不浄の地を浄地と化して四隣の繁栄を希うことを目的に建立されたそうです。
御朱印は庫裏にていただきましたが、こちらも先客が2名ほどいらっしゃりました。
身延別院
その後、裏手の身延別院へお参りしました。こちらも吉田松陰や橋本佐内等の小伝馬町の牢屋での獄死者をともらっています。
本堂内の納経所にて御首題をいただきました。
下谷神社
日比谷線なのでそこから上野駅まで行き、前回御朱印帳を買わずに残念に思っていた下谷神社へ行きました。
こちらの御朱印帳は横山大観の龍の絵柄でとても素晴らしいのですので手に入り満足です。
鳥越神社
続いてなかなか行く機会がなかった蔵前の鳥越神社に向かいました。当日は結婚式か何かでお忙しそうでしたがお願いして御朱印をいただきました。
こちらもオリジナル御朱印帳がありましたので併せて購入しました。
榊第六天神社
そこから徒歩で榊第六天神社に向かいましたが、社務所に「御朱印はいたしません」の表示がありました。何があったかわかりませんが御朱印対応するしないは先方の自由なので仕方ありません。こうやって書いておいてもらえれば無用なトラブルもないので良いと思います。
銀杏岡八幡神社
腰の具合も芳しくないのでそろそろ帰ろうと駅に向かいましたがどうも道を間違えてしまい地下鉄の蔵前駅に行くつもりがJRの浅草橋に出てしまいました。見ると神社の鳥居が見えたので行ってみると「銀杏岡八幡神社」でした。
こちらは源頼義・義家が奥州征伐に向かう途中、当時は小高い丘だったこの地に銀杏の枝を差して戦勝祈願したことに由来するそうです。社務所で御朱印をお願いすると快くいただけました。
その後、JR浅草橋駅から家に帰りました。翌日からさらに腰の具合が悪化し以降3ヶ月腰痛に苦しむことになりました。現在は腰痛は治まりましたがその間の運動不足から足腰が弱ってしまい困っています。この日ゆっくり休んでいればあるいはここまで悪化しなかったのではと思ったりしています。